エネルギー技術研究所

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所長挨拶

 電力中央研究所エネルギー技術研究所は、発電、エネルギー利用分野の発展に貢献すべく、火力発電所で発生する様々な問題の解決、次世代の火力発電技術の開発、さらなる未来に求められるエネルギーの効率的な活用について研究を行っています。

 エネルギー資源のほとんどを輸入に頼るわが国は、資源の効率的な利用に向けて、火力発電所の能力を最大限に発揮していく必要があります。そのため、発電所で生じる様々な故障や不具合の原因究明と対策、発電用燃料の事前評価、PM2.5等の環境影響が懸念される物質の解明、石炭灰の有効利用など、火力発電の現場に即した多方面の研究開発に取り組んでいます。

 次世代の火力発電技術は、これまで以上に効率的であるとともに、環境保全性に優れることが求められます。その実現に向けて、再生可能エネルギーの利用拡大を支える火力発電技術、環境を守りながら多様な燃料から電気を作り出す火力発電技術などの開発に取り組んでいます。

 未来社会では、地球環境とエネルギー利用の調和が必要です。環境と調和する発電技術の姿を探りながら、燃料電池のような電気と熱を利用する高効率エネルギー利用、国内に大量の熱源を有する地熱の利用拡大、太陽光や風力などの変動性の再生可能エネルギーと調和する発電技術などの技術開発を進めています。

 今ある発電所を大切に使いながら、「こうあって欲しい」と願う未来社会へ着実にバトンタッチするために、エネルギー技術研究所は現在から未来までを見据えたエネルギー利用技術の開発に取り組んでいます。

2017年6月
電力中央研究所
エネルギー技術研究所長
伊藤 茂男

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