ここ・そこに電中研 > 雷を知る−1


人々の暮らしを豊かにする電気。それは、送電線を通して、各家庭や地域社会へ提供されています。以前は、夕立があると雷で頻繁に停電した、そんな記憶があります。そう思うと、最近は停電がほとんどなくなったと感じませんか?
「地震・雷・火事・おやじ」と言われるように、日本では昔から「雷」は怖がられてきましたが、実際にも送電線への落雷による損失は、とても大きいものです。さらに、事故箇所には通常の数倍〜数十倍の電流が流れ、家庭の家電製品および通信機器が誤作動してしまったり、重要な設備や発電所が使用不能になったりするうえ、電気機器の普及した現代においては、それから派生するリスクも計り知れないものです。
そのためにも、日本では雷害のリスクを低減する研究が50年以上前から進められています。電中研では、気の遠くなるような膨大な研究を積み重ねることにより、今日では雷による停電回数を10分の1まで軽減することに成功しました。