電力中央研究所

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研究課題

 電力中央研究所は、多岐にわたる知見・人材・設備や内外の広範な人的ネットワークを蓄積した「知のプール」として、技術に立脚した産業である電気事業を支えることを使命に、今後も電気事業や社会の期待に応える実効性の高い研究成果を着実に創出します。

 当所では東日本大震災後、電気事業全体を俯瞰し、解決すべき課題を明確にした「電気事業の直面する主要な課題」と、その解決に向け当所が取り組むべきアクションをとりまとめた「事業ポートフォリオ」を作成し、これに基づいて研究計画を策定しています。

 具体的には、電気事業のニーズや共同研究機関として果たすべき役割の視点から、「事業ポートフォリオ」における各アクションの優先度を明確にした上で、2014年度は特に電気事業の喫緊の課題解決に寄与する以下について、重点的に取り組みます。
  ・原子力発電の新規制基準適合審査における活断層連動性評価等の諸課題への対応、今後の規制・制度変更に伴う
   課題の分析と対応支援、および自然外部事象等に対する安全性評価・向上
  ・石炭火力発電の安価かつ安定的な運用に寄与する、石炭灰有効利用の拡大や燃料種の拡大に向けた支援
  ・電力流通設備の高経年化対策や自然災害リスク対策、および再生可能エネルギー導入拡大に対応した系統安定化
 加えて、電気事業の将来の可能性を先駆的にとらえ、需要サイドの能動化に対応する取組みを強化します。

 研究計画の策定および推進においては、中期的な研究の方向性を示す以下の3つの「研究の柱」の下、重点課題、重点(プロジェクト)課題、基盤技術課題から成る研究課題構成とし、タイムリーかつ効果的な成果の創出を図ります。
 なお、重点課題および重点(プロジェクト)課題については、効果的な研究推進を図るため、連携すべき課題を11 の課題群にグループ化しています。

◆研究の柱

(1)リスクの最適マネジメントの確立
 電力の安定供給に関わるリスクの低減および管理を目指して、社会・経済の変化や自然現象が電気事業に与える影響を評価し、社会的な制度・仕組みを含めた対応策を提示する課題に取り組みます。
(2)設備運用・保全技術の高度化
 国民生活と経済活動を支える電力の安定供給を技術的に支援するため、発電設備や電力流通設備の運用・保全における効率化や経済性を高める研究開発に取り組みます。
(3)次世代電力需給基盤の構築
 将来のリスクに備え、それらを最小限に抑え、克服することを目指して、電力供給および電力利用の両面での一層の高効率化とエネルギーセキュリティの確保を可能にする次世代の技術基盤を構築するとともに、省エネルギー・低炭素化に向けた課題に取り組みます。

◆研究課題
  「重点課題」(35 課題)
 電気事業にとって必要不可欠または今後必要とされる技術のうち、当所が重点的に取り組むべき課題
  「重点(プロジェクト)課題」(10 課題)
 重点課題の中でも、特に総合力を発揮して早期に解決すべき課題
  「基盤技術課題」(35課題)
 当所がこれまで培ってきた「現場に役立つ知見」、「高い専門性を有する人材」、「高度な研究設備」、「国内外の人的ネットワーク」から成る「知のプール」機能を活用して電気事業の現場における課題を発掘・解決するとともに、課題解決の源泉となる基盤研究力を維持・強化する課題


電力中央研究所 2014年度 研究課題構成 (PDFファイル:約588KB)

研究課題構成

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