続いて市立敦賀病院に場所を移し、酒井上席研究員が、医師、看護師および放射線技師の方々約40名を対象に、放射線の基礎と低線量放射線の影響について講演を行いました。
市立敦賀病院の中川原院長からは、「医学に放射線は不可欠であり、放射線影響を正しく理解することの重要性の認識を新たにした」とのコメントを頂いたほか、出席した看護師の方から「レントゲン撮影を行う際、無意識のうちに撮影装置や患者さんから遠ざかってしまうことがある。このような振る舞いが、放射線に対する患者さんの不安を高めているかもしれない」などの貴重な現場の声を聞くことができ、非常に有意義な講演会となりました。