プレスリリース

サステナブルな次世代コンクリート製品の量産化技術を確立
―鉄筋コンクリート構造部材としての活用に期待―

2021年7月7日
一般財団法人 電力中央研究所

 当研究所は、脱炭素社会の実現に向け、中川ヒューム管工業株式会社および一般財団法人石炭フロンティア機構と共同で、従来のセメントを用いるコンクリートに比べ、CO2排出量を約70%削減できる次世代コンクリート「EeTAFCON(イータフコン)」を開発しました。EeTAFCONは、セメントを使用せずフライアッシュや高炉スラグ微粉末等の産業副産物を原料とするため、サステナビリティに優れるコンクリートです。これをプレキャスト製品として実用化するため、工場設備規模に合わせた製造技術の最適化を図り、製品量産化技術を確立しました。

 本プレスリリースのポイントは以下のとおりです。

  • 70%のCO2排出量削減が可能な次世代コンクリート製品の量産化技術を確立
  • 60N/mm2以上の高い強度と酸劣化環境での高耐久性を実現
  • 国内最大規模の構造実験により鉄筋コンクリート部材としてのポテンシャルを証明

詳細な情報は 添付資料 をご参照下さい。

以   上

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